実りの秋も弱肉強食ですか・・ [8月の風景]

もう夏の香りは消え始め、あの夏の主役の交代が始まっています。
田舎暮らしの良さは、日々の風景に季節の訪れを感じられることです。

自然の風景もそうですが、人々の暮らしにも季節の訪れが感じられます。
夏の主役は、昆虫とかの小動物です。

秋の主役は、何と言っても稲や果物などの植物達です。
果樹園や水田での農作物の実りだけでなく、自然の山里には、色々な実りの秋が訪れます。

田舎暮らしの醍醐味は、これらの風物に自然に触れられることにあります。
ちょっとした散歩でも、デジカメを持っていると、こんな風景にも出会えます。

アケビと柿.JPG

まるで仲良く兄弟のように並んだ、アケビの実と柿の実です。
どちらも母なる木より落ち、他の兄弟の成長を助けます。

あまり多くの果実がなると、親木に負担がかかり、他の実が育たないからです。
一見残酷なようですが、自然界で生き残るための知恵が、自然と受け継がれています。

落ちた未成熟の実は、タヌキやキツネ、イノシシなどの野生の動物の餌となります。
最近では、あの乱暴者のアライグマの餌にもなっているようです。

アケビの実.JPG

未成熟で小さいアケビの実ですが、中は成熟している場合もあるのです。
白い果肉の中に、黒いビーズのようなタネが入っています。

その黒いビーズの周りの果肉が、甘くて美味しいのです。
完熟したアケビは、パカッと下の面が2つに裂けてわれていきます。

とても甘くて美味しい臭いがします。
ツル科の植物で、田舎の里山にはよく見かけられます。
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共通テーマ:健康

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