山ユリを観られたことありますか? [8月の風景]

都会では、なかなか自然の風景が観られないとお嘆きではありませんか。
田舎暮らしで、ど田舎だったら、自然の風景が観られるとお思いではないでしょうか。

でも、それは実は間違いなのですね。
自然というのは、本当に難しいのです・・どこまでが自然というのかどうか?!

時間と共に自然は歴史を重ね、変貌していくのですね。
一年、一年、周りの風景にも変化があります。

田舎では、四季折々の風景がありますが、それにも変化の兆しがあります。
一つは気象の変化、今一つ、人間の生活エリアや様式の変化が、大きな影響を与えます。

この画像は、里山の風景です。
マツが、まだ元気で、緑が一杯ですが、白いものは何でしょう。

白いから山ユリ?
いいえ、山ユリではありません。

山ユリではありません.JPG

よくご覧頂くと、これはご家庭で植わっている白ユリですね。
どこからか飛んできたタネが、こんな所で芽生え、白ユリの群生を作っています。

この場所は、以前にご紹介した石垣ユリの場所ではありません。
かなり人家から離れた、周りに家がないような里山の麓です。

山ユリになっていくのでしょうか.JPG

きっと、山ユリと、誰かは言っているのでしょうね。
むろん、本物のヤマユリは、6月頃にひっそりと咲き、もう少し淡いピンク色をしており気品があります。

しかし、やがてこのユリが、ヤマユリと呼ばれるようになるのでしょうか。
自然が大切と人は言いながら、自然を破壊しているのです。

本来の自然の風景は、やがて過去のものとなるのでしょうか。
そうならなければいいのですが、、。
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